生薬化粧水(手作り化粧水)を安全に作るためのガイドラインを作成しました。
今後情報、データが集まれば随時更新していく予定です。
PDFファイルも用意していますので、印刷して一読されるのものよいでしょう。
2005年1月に加熱滅菌工程を追加しました。
2005年11月に抽出剤の水の代わりに市販化粧水を使用する場合は加熱滅菌不要を追加しました。
2006年9月に抽出剤にヘキサンジオールを使う場合は加熱滅菌不要を追加しました。
リニューアルした肌水は濁りが生じるため、推奨から外しました。
2007年7月にトゥヴェールモイストパウダーの使用例を追加しました。
生薬エキスの美白力測定結果についてまとめてみました。生薬化粧水の作成時に参考にしてください。
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また、ガイドライン以外にもメールマガジンで注意点を書いていますので、こちらのバックナンバーもチェックしてください。
【注意としては】
- 生薬エキス濃度が高いと効果が高いとは思わないこと。これは市販の売れている化粧品が薄い濃度でも十分効果を発揮しているからで、濃度が高いと効果が高いとはいえません。むしろ、安全性テストを実施したうえで販売されている市販の化粧水でさえ合わない人が多いので、濃度が高い化粧品は刺激性が高くなり、安全性が低くなります。
- こまめにつくること。パラベンが入っていても菌には汚染されてしまいます。もやもやや析出物が化粧水に出たときは異常のサインなのですぐに使用をやめて容器を消毒して作り直して下さい。
- 手作り化粧品は人によっては肌に合わないものができます。その場合は使用を諦めてください。市販の化粧品は、どれだけの本数を売り、どんな苦情が何件あって、そのうち製品由来はどのくらいの割合であったということを一切公表していませんが、手作りは肌に合わないと掲示板に情報が書き込まれるなど情報公開が進んでいるので、失敗例を参考に取組まれたらよいでしょう。