HOW TO 講座

買い得なセラミド配合クリームについて

最近はセラミドが重要ということがだいぶ認識されてきたようで、ドラッグストアの店頭にもセラミド配合クリームや擬似セラミド配合化粧品等が並んでいます。

セラミドが重要と最初に言い始めたのは花王で、様々な知見を発表しています。
また、セラミドが重要ということがわかったのは、90年代前半ですが、そのときは牛や馬の脳から抽出したものしかなく、価格はとても高価でした。

現在に至っては、グリコセラミドなどのようなセラミド前駆体が米ぬか、こんにゃくやゆず、カミツレ等、色々な植物に含まれていることがわかり始めたので、その抽出物が盛んに作られています。
また、ノーベル賞をとった化学合成法で作られた合成セラミドも市場に投入されて、セラミドも少しずつ値段が下がってきました。
ただし、どこの企業でも簡単に作れるものではないので、高価な原料に違いはありません。

そのため、セラミドと似たような構造を持つ擬似セラミドを配合する化粧品も多くあります。
擬似セラミドは主に花王と味の素が作っている二通りに分けられますが、どちらも同じように保湿効果を発揮します。

セラミドを前面に出したのは花王のキュレルですが、セラミドが認知されてるまでに非常に時間がかかりました。

擬似セラミドも通常のオイルより高価なものですが、一番お買い得なクリームとなると花王のキュレルしかありません。
その中でもキュレルフェイスクリームエフェクティブは、擬似セラミド8%配合したクリーム(35g)でドラッグストアにおいて、1,500円前後で購入することができます。

花王は擬似セラミドを外販している手前擬似セラミド高配合の割りに配合量を謳っていません。
ドラッグストアには擬似セラミドを5%配合した別メーカー製のものもありますが、そちらに比べたら値段も手ごろで随分お買い得といえるでしょう。

なぜ、こんなに安く擬似セラミド高配合できるかというと、やはりそこは擬似セラミドを製造している強みで、他の化粧品会社なら、原料メーカーから購入して作るに比べて、コストを大幅に低減することができ安く提供することができます。

ところで、一体擬似セラミドは何パーセント配合されていれば、アトピー肌や乾燥肌の改善になるかと思い皮膚科向けの雑誌を検索すると、8%配合が標準でこのぐらい配合して多くの有用性を 見出されています。

擬似セラミド8%配合で、あの価格というのは、なかなか他社では出来ないポリシー価格だと思います。

なお、擬似セラミド以外にもヒト型セラミドというものがあります。
これは天然型セラミドとも言われますが、要は植物を原料にして、ヒト皮膚内にあるセラミドと同じ化学構造を持つものです。動物の脳から抽出したものではなく、一般的には化学合成品が流通しています。

狂牛病以降、動物の脳から抽出したものはすべてなくなったと思います。

擬似セラミドが良いのか、天然セラミドが良いのか、どちらも一長一短があります。
擬似セラミドはリーズナブルで、ヒト型セラミドと同等の働きをする一方、ヒト型セラミドは高価です。

ただ、最近は化粧品会社が使うセラミド原液や擬似セラミド原液がリーズナブルに販売されているので、それを使って今使っているアイテムのパワーアップも可能となりました。
使用時に手のひらの上でセラミド原液とクリームやゲルを混ぜるだけで、保湿力を格段にアップさせます。

擬似セラミド配合クリームも良いですが、手持ちアイテムのパワーアップという使い方もありだと思います。

たど、この場合はリーズナブルなセラミド原液が必須で、それにはこちらがお勧めです。
ヒト型セラミド原液もあり、セラミド1を配合している化粧品の約8割以上がこちらのヒト型セラミド原液を採用しているので、賢い使い方をしたい方には最適な化粧品です。

トゥヴェール化粧品